2014年3月31日月曜日

漢詩

今日はお花に行ったら、床の間に存在感のあるすてきな掛け軸が掛けられていました
先生に伺うと、李白の詩で、内容は3月、煙花の中、天のはてにも繋がっていくような揚子江を舟がただひとつ、それに乗って川を下り、遠ざかってゆく友人を見送る歌だそう
煙花とは春霞と花の入り混じった景色
そんな単語があるのも風情がありますが、なによりその壮大に広がる風景が目の前に現れたようで、今まで気づかなかった漢詩の持つ表現の豊かさに、雷に打たれたような思いでした
思わずその後、岩波文庫『唐詩選・下』を買ってみました
この詩は『黄鶴楼にて孟浩然の広陵に之くを送る』というタイトルらしいのですが、それが載ってたのでいきなり下巻(上・中・下のうち)を…



ちょっとずれますが、今日は先生が50年も通っていらした美容院が3月いっぱいで閉店してしまう話も伺いました
私が通ってるお花の教室は神楽坂の近くにあるんですが、先生がその美容院に通い始めた頃は、夕方近くになると近辺の芸者さんも髪を結いにたくさんやってきたそう
お正月なんかは島田に結う芸者さんも居て、とても華やかだったとのこと
そんな風景、ぜひ見てみたかったです
とても残念

2014年3月3日月曜日

現在日本美術

昨日は銀座に展示を見に行きました
表現はまっすぐで力強く、見る側も爽快な気分に

こういう風に自分のパワーを、思いの方向にストレートに出そうとする精神が許されるのって、いろいろありながら、今現在の日本は、すごく平和なんだな、と感じました

つい社会のネガティブな部分に注目しがちだけど、私は本当に平和な国に暮らしてる
行ってよかった
この時代のうちに私もいいもの作りたい